7月28日   八ヶ岳日記

26日 ライブの部
朝、高速バスにて小淵沢に向かいました。 が、新宿で早くも迷ってました。バスに間に合ってよかったぁ〜。 でも、こんなの序の口でした。

問題は、バスを降りてから。高速バスはICに停留所があるんですが、 あんなところで降ろされるとは! 宿泊の予約した時にユースのおばちゃんが 「バス停からアルトレット(おばちゃんアウトレットが言えないの)までは 歩いて行かれますよ。看板でてるからすぐわかるわよ。」 って教えてくれたんです。 でもぉ〜、どっちを見ても看板なんて出ていない。 土手沿いの田舎道を思い出すようなところにポツネン...。 おばちゃんのウソツキィ〜( ̄θ ̄゛) だからってボケッとしてるわけにもいかず、とにかく右か左か二つにひとつ! と、歩き出しました。でも、実は私は極度の方向オンチ。 さまよってるうちに、なんだか迷子?どうしよう? できることといえば、ただ焦るだけ。

すると!目の前に現れたのはアウトレットのシャトルバス。 よほどすがるような目をしていたのでしょうか? 運転手のおじさん、バスを止めて身振り手振りで「コレ?」って聞いてくれて、 もう、子犬のしっぽのように首をタテに「うん!うん!」ってふっちゃいました。 そしたらドアを開けてくれて、「アウトレット行きですか?いいですか?」 って、無事に乗り込むことができました。 シャトルバスをヒッチハイクする人ってあまりいませんよねぇ〜(^-^;)

アウトレットに到着して、プラネタ御一行様と合流。 荷物を車に置かせていただくことになり、駐車場へ向かおうとしたら! リハが始まったってことで、ダッシュダッシュ! 横浜に行かれなくて見られなかったCherryくんのタンクトップ姿、 見ちゃいましたぁ〜(〃ω〃) でもなんか、Cherryくんが見える位置に立ったら 目の前に通りかかった人が「見えるー!」って立ち止まるし。 後頭部で何も見えん...。と、別の場所をみつけたら、 今度はむこうの方でスタッフさんがちょうどCherryくんが隠れるトコで 打ち合わせをはじめ...。でも、やっとお会いできた方々と お話できたから、まぁいいか。

で、腹ごしらえしてからライブ本番! ライブのレポは←音楽♪紀行をご覧下さい。
ずぶ濡れになってライブ終了。そのあとにも声をかけてくださった方、 ご挨拶できてホントに嬉しかったです。

その後がまたまた問題。御一行様が宿まで送ってくださるってことで ユースのおばちゃんに言われたとおりにアウトレットのインフォに 地図をもらいに行きました。でも、ユースがのってない! 観光案内所の方に行ってみたら、なんと閉まってて誰もいない! 駐車場のおじさんにきいたら、ユースを知らない! ユースに電話して地図をたどりながら行き方を説明してもらいました。 絶対ひとりじゃ辿り着けなかった...御一行様、ホントに お世話になりました&ありがとうございました!

26日 夜の部
そんなこんなでユースにチェックインしました。 食堂でみんなでわいわい、どっから来たとか今日どこに行ったとか 明日どこに行こうとか話すんです。 ユースは基本的に一人旅が多いし、気軽に声をかけ合うことは暗黙の了解。 で、みんなに「え?温泉行ってきたんじゃないの?」って言われました。 なにせ髪がびしょ濡れでしたので...(^▽^;)

そして食後もお茶飲みながらしゃべっていたら、千葉からのご夫婦が お兄さんに温泉の場所を聞いていて、結局4人で鹿の湯へ行くことに。 またまた人様のお車にお世話になりました☆

夜は、ネットもないし携帯も圏外だったので早々寝てしまいました。 寝る前に『キミノミカタ』と『ひまわり』を聴いて余韻に浸りつつ。



27日
ユースの朝は早いです。 洗面所の前の部屋だったから、音で目がさめちゃって時計をみたら6時前。 でも、7時から朝のお散歩(希望者だけです)があったので そのまま起きちゃいました。ばっちり日焼け止めも塗って準備OK。 40分コースを10人くらいでまわりました。 いろんな人と話ができて、なかなか楽しいんですよー。

その時に話していた浜松から来ていたおじさんが「高原へいらっしゃい」の 八ヶ岳高原ヒュッテが大好きで毎年行ってるっていう話をしてくれました。 まだな〜んにも予定を決めていなかった私はいろんな人に ココがいい、あそこがいい、と言われましたが、なにしろライブのために やってきたので何も予習していなくて、話がチンプンカンプンでした。

朝食の後に地図を見ながらどこ行こうか考えていたら、 先ほどのおじさんが「よかったらヒュッテ連れて行ってあげるよー。」 って言ってくれて、1日ご一緒することに。 私と同室だったおばちゃんが「茅野に行きます?私も乗せてってもらっていい?」 って頼んでいて、3人で山の方をあちこち巡ることになりました。 ちなみにこういうのはユースではけっこう当たり前みたいです。 同じ部屋の人と1日一緒に見て歩いたりとか、駅まで送ってもらったりとか。 自分から「乗せて」って言う人は珍しいかも?でも、困ってたら ユースのペアレント(要は経営者)が呼びかけてくれるみたいだし。 あったかい交流のあるところです。一度行くとけっこうはまります。

まずは「八ヶ岳高原ヒュッテ」そのすぐ下の「八ヶ岳高原ロッジ」と「音楽堂」 を見て、野辺山に戻るはずが急遽予定変更。 松原湖から白駒池に向かう途中で昼食をとり、 道を間違えてしばらく迷ってから霧が峰、車山のニッコウキスゲを見て 茅野でおばちゃんを降ろして小淵沢へ。 途中で車を降りて走っていって地元の方に道を聞いたりして、 ちょっとスリリングでした。バスに遅れるかと思った!

でも実際には50分ほど時間があまったので おじさんと一緒に夕食を急いで食べました。 1日案内してくださったので、ガソリン代とかも気になって 「私払います!」っていったんですけど(ていっても1人700円だけど) 「いやぁ、学生さんに払わせるわけにはいかないよ。 出掛けにお小遣いもらってきたから大丈夫」って言われちゃいました。 そこですっかり疲れていた私は、なぜか「じゃぁ、ごちそうさまです。」 と言ってしまいました。All or nothingな思考になっていたみたいです(汗)。 ...自分の分くらい払えっつーの!最後にやらかしました!

でも、バス停まで送ってくれておじさんは 「来年浜名湖で花博があるから、お友達といらっしゃいよ。 うちに泊まっていいから。もう夫婦2人で部屋イッパイあまってるんだから。」 と、名刺を下さいました。とりあえず、お礼状くらいださなくちゃ(='m')

こうして私の八ヶ岳の旅は終わりましたが...振り返ってみると 私はいったい何台の車にお世話になったのでしょう? 目指せ、ヒッチハイカー!? お写真できたらまたぎゃらりーにアップしたいと思ってます。

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